Yoshi's adventure in Cancun(Chichen Itza/Uxmal遺跡巡り編) No.2
チチェン・イツァ遺跡 – 西暦800年〜900年頃の建造物(日本の平安時代)。「チチェン・イツァ」とはイツァ族の井戸の口という意味。儀式用の聖なる泉と生活用の泉の二種類が存在する。メキシコの中央高原にあるトルテカ族のトゥーラの遺跡と似ている。
カンクンから2時間弱、ついに世界遺産チチェン・イツァに到着。いきなりメイン・イベント。
アメリカ大陸で最も美しいピラミッドの一つ、エル・カスティージョ。別名、ククルカン(羽の生えた蛇、農業の神)神殿。
全体の階段で365日の暦を表現している。
到着がツアーバス等より早かったので、人はまばらである。帰りにはかなり階段も混んでいた。
真下から取った写真。かなり急である。写真の人もかなり腰が引けているっぽい。さあ、これからレッツ登山。
ついに頂上に登頂、写真は正面左側。結構足が疲れる。
真ん中にあるのが、ククルカンの頭像。春分、秋分の日には、この頭像とピラミッドの影が合体し、巨大なククルカンの姿が現れるという。
次に来るときは・・・。
降りるときの写真。この急勾配、写真でわかります?
女性はしゃがまないと降りられない。奥さんもへっぴり腰・・・
再び、頂上からの景色・・・・
一面ジャングル。高速道路も両脇は熱帯雨林のジャングルで、よくこのような建造物を立てたものだと感心させられる。
左側に見えるのは”戦士の神殿の千本柱”の間。
戦士の神殿をピラミッドの頂上から撮影。戦士の像のレリーフが施された列柱があることに由来。
正面階段から上がったところにチャックモール像(神への使者)があり、生贄の心臓を乗せる台座として使った。とても物騒な建物である。
ピラミッドを下りて、東へ歩いてすぐ。正面からの戦士の神殿。
正面の柱の戦士のレリーフは見えないか・・。最初、昔戦士が中で戦たのかとおもてしまたよ。
戦士の神殿の千本柱の間(そんなにあるの?)。円柱形になった石が積み上げられている。
平面に石をカットするのは難しいのか円柱の石を重ねる間の接面部分は小石と漆喰のようなもので埋められている。
もう一枚、柱の写真。手前は円柱であるが、奥は四角い柱になっている。
メキシコ中部高原地のトルテカ文化を象徴するモチーフが多く見られ、文化の交流説を裏付ける神殿らしい。
戦士の神殿から南へ5分ほど歩いて、次は・・
丸いドームがカラコル(カタツムリの意)に似ている為、そう呼ばれている天文台。
マヤ特有のプウク(言いにくい)様式の建物で、上部には窓が三つ、それぞれ夏至と春分、秋分、冬至を観測した。
その昔、太陽、月の運行を観測し暦を作った。一年=365日ということも今では当たり前だが、認識できること自体が文化水準の高さの証明。
その南の奥には・・・・。
尼僧院。用途、建設時期は一切不明。尼僧院の名の根拠も不明(じゃあ、なぜ尼僧院・・・)
再び、中心地に戻る。テク、テク、テク
再びピラミッドの上から見た写真。今度はジャガーの神殿&球戯場。
ジャガー??
ジャガー??犬じゃないのかな?先の写真の真ん中にある像。
内部の壁画に、神々の姿、イツァ族の神話が戦いの様子などと共に描かれる。神話がトルテカ族と似ており、文化的関連性が指摘される。(しかし、ジャガー??犬だってば)
神殿の奥(西側)に行くと、球戯場。結構広い。
幅30m、長さ120m。豊作を祈念してスポーツ祭が行われたよう。
この五円玉のようなところに、ボールを入れることを競ったらしい。本当に五円玉です。
さて、中心地はほぼ制覇したので、ちょっと北に歩いて・・・・
”聖なる泉”、直径66m、地上から水面まで20mと結構巨大。水の神を讃えている。干ばつ時には生け贄を投げ込んだとあり、1911年の調査では子供21体、成人男性13体、成人女性8体の人骨、翡翠等の宝石が見つかった。
ふー、やっと午前中の遺跡見学が終わった。
遺跡から車で2-3分のところの町を車でぐるぐる回って、レストランを探す。駐車場が見つからず回っていると、 “ここに止めろとジェスチャーーー”、もちろんその人はレストランの客引き、まあいいか。
レストランの内装、壁画がちょっとかわっている。よく見ると、セクシー壁画も(ぼかして撮るつもりが、ピントぴったり)。芸術作品ということで・・。
ここはバイキング形式・・タコス3種類・・チキン、ビーフ、ポーク。なぜかフライド・チキンも。暑い地域だから、スイカがやたらおいしかった。
後で考えたら10US$/person はちょっと観光地プライスかも。味は悪くなかった。
メキシカン・ビール。昼真っからビールとはええ身分ですなー。
欧州人は昼真っからビールとかワインとか飲んでいます。日本人が付き合って飲むと真っ赤になって、めっちゃ恥ずかしいそうです(前の私のボス談、って本人の事じゃ・・)。
なぜ日本人はアルコールが弱いのだろう・・・。
コメント
もったいつけてたやつ、ピラミッドだったのね。
戦士の神殿。 正面の柱の戦士のレリーフ 見えました。 拡大ボタンまでついていて、チョー親切。
遺跡ツアー こちらも堪能しましたよ。
投稿者: 【まっち】 | 2005年09月09日 20:45
羨ましい限りです!メキシコには行った事が未だ無いんですよね。
私、サイキックにメキシコのどこかの遺跡の壁にカレンダーを残したっていう過去生があると言われました。だからどこだかわからないけど、行ってみたい。デジャブーがあるかも?!
ところで・・・
やっぱりYoshiさん写真、上手いです!(^^
投稿者: NYのゆーみん | 2005年09月09日 23:03
【まっち】さん、戦士のレリーフ見えました?堪能していただけて何よりです。まだ遺跡巡り続きます。
ゆーみんさん、もしかして私がお土産用に買ったアステカ・カレンダーは、その昔ゆーみんさんが残したものでは・・・・・。
もしそうなら、400ペソを150ペソまでまけさせたのは、まずかった?
投稿者: Yoshi | 2005年09月10日 02:13
かなり詳細に書いているけれど、、完結するのに1ヶ月はかかるんじゃ?
ぷぷぷ。
ジャガーの像はどうみても「狛犬」だよね。
投稿者: LILY | 2005年09月10日 14:15
良いなぁ・・。中南米の遺跡って本当に不思議です。超人的というのかなぁ。階段が365日を表したり、秋分・春分の日の影がピラミッドの影も意識していたり・・と。私、こういうの大好きです。ちなみに『世界不思議発見』好きです。そんな気分で読んでいました。。
投稿者: ひまわり娘 | 2005年09月11日 01:14