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The world is flat (本)

最近読んでいる本の紹介です。本の題名は、「The world is flat」です。私は著者も全然しらなかったのです(もしかしたらめっちゃ恥ずかしいくらい著名人かもしれませんが・・・)が、なぜかタイトルに魅かれて、アマゾンで注文してしまいました。

青シャツ同様、本を注文するのも大好きです)

500ページ弱で、現在まだ2/3くらいしか読んでいないのですが、結構面白い本です。基本的には、

インターネット等のネットワークの急速な普及により、世界中が一つになろうとしている。筆者はグローバリゼーションVer3.0と名づけている。
特に中国、インド等、低賃金で且つ、教育水準の高い人材が途上国で育つ中で、レベルの低い労働が加速度的に海外へ流出している(アウトソーシング)。
自分の最も得意とするところ以外は、全部アウトソーシングしないと、競走に勝てない。
この流れに逆らうことは不可で、追随しなければ競争に負けてしまう。面白い例えとして、この世の人・企業は、ライオンと羊に分かれる。例え自分がライオンであろうと、羊であろうと全力で走らなければならない。全力で走らないライオンは飢えるし、全力で走らない羊はライオンの餌食になる。自分が、一番遅い羊にならないことを祈りながら・・・・。

Flat WorldでのRule


1、フラットな世界では、自分自身の内面の壁をすべて取り払おう・・・決して壁を作ってはいけない。
2、フラットな世界では、自己は極力小さく(組織は小さく)、アクションは出来るだけ大きく取ろう。この時、行動は出来るだけ早く、コラボレーションの為の新しいツールの利点を取り込もう。
3、大企業は小さく振舞おう、大企業が生き残る為には、顧客に大きなアクションを取らせることで、自身はあまりアクションをおこさない方法をまなぼう・・・(ちょっとわからなかった)
4、ベスト企業は、ベストコラボレーターである。フラットな世界では、コラボレーションからビジネスは生まれる。この世はとても複雑で、一社で成し遂げるのは困難だから・・・。
5、フラットな世界では、いつも自分の強みを再確認し、強みから外れるものは、売ってしまおう。
6、べスト企業は、シュリンクでなく、勝つ為にアウトソーシングを使う。新しい開発をより早め、より深く、より安く行う為に、アウトソーシングを使う。コストカットや雇用削減の為ではない。

・・・・・まあ、いろいろ書きましたが、自分の得意分野以外はアウトソースしたほうがいいぞ!!外部にこれが得意な企業があるのだから・・・自分は自分の得意なところに集中しないと、本業で負けちゃうぞ!!ということだそうです。


当たり前なのですが、なかなかこれが出来ている経営者は少ない。日本人、かしこいのですが実行力、決断力が世界平均の半分くらいなので・・・・


がんばれニッポン!!!

※そういえば、インターネットが元々、軍事用ネットワークとして設計され、その後大学内ネットワーク等を経て普及したという話はよく聞くと思うのですが、元々米軍がこの技術を一般に普及させようと思ったのも、米ソ冷戦が終わったので民間開放しても問題ないと判断した為だそうです・・・・時代の動きって、いろんなところでつながっているのですね・・・・

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